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すべって転ぶ転倒事故を防ぐための対策:利用者と施設の双方を守る環境

高齢化社会の進展に伴い、転倒事故は医療・介護の現場だけでなく、公共施設や商業施設などさまざまな

場所で深刻な問題となっています。特に、すべって転ぶ転倒事故は、骨折や頭部外傷などの重篤な結果を招くこともあり、予防策の徹底が求められています。

すべって転ぶ転倒事故が起こった場合、上記のように利用者側の安全に危険が及ぶ可能性はもちろんですが、

施設側にも多大な責任が課せられ施設自体の運営の危機に関わるケースもあります。

施設側としては、これらの事故を未然に防ぐための対策を講じることが、利用者の安全確保だけでなく

、法的責任の回避にもつながります。

利用者がすべって転んでしまったら・・・

実際に、雨で滑りやすくなっていたコンビニ店内で転倒した事故での訴訟事例がありました。

利用者側は、コンビニの床が雨や泥で滑りやすい状態だったにもかかわらず、店側が防止措置や注意喚起を怠ったと主張しました。

しかし、床に使用されているタイルや床材に不備がなく、定期的なメンテナンスも行われていたことから店側の問題はないと判断されました。

利用者がすべって転んでしまったことは事実ですが、店側がしっかりと対策を行っていたことで幸い大きな事故やケガにつながらなかったとも考えられます。

逆に、店側が滑りやすい床への対策が不十分であった場合、もっと大きな事故やケガを引き起こしていたかもしれません。

そうなれば、利用者側の安全が守られない×店側の存続も難しいというような最悪の事態も招くことになりえます。

「雨で滑りやすくなっていたコンビニの店内で転倒した」という訴訟においては、施設側が雨や泥で床が滑りやすくなることを把握しており、滑りにくい床材を採用しメンテナンスも怠っていないことから請求棄却となったそうです。

このように、施設側がすべりやすい場所や状況をしっかりと把握し危険予知・対策を行うことで利用者側と施設側の双方を守ることができるのです。

すべらない安全な床には適切な対策とメンテナンスが絶対条件

いくら滑りにくい床材を採用していたとしても、利用頻度や経年劣化により滑りやすくなってしまいます。

そこで大切なのが適切な対策やメンテナンスをすることです。

すべりやすい床の場所や利用状況に応じて、どのような滑り止め対策が必要かを見極めるのは容易ではありません。

だからこそ、滑り止めのプロフェッショナルが必要です。

例えば。。。

①出入り付近の段差→→→あえて目立たせる段差識別の滑り止めが◎

②ホテルのエントランスタイル→→→美観を損ねない滑り止めが◎

③油汚れで滑りやすくなっている→→→汚れの剥離と洗浄が◎

 

このように、滑る原因や使用している床材の特徴、利用状況に応じて適切な対策やメンテナンスは変わってきます。

独自の判断ではなく、滑りどめのプロフェッショナルに任せることで、すべらない安全な床を提供しつづけることができます。

安全で快適な施設であるからこそ、たくさんの人が足を運び利用してくれるのです。

利用者側、施設側の双方を守り、みなさまの生活をより豊かにするために足元の安全をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

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